本園は、初代園長 浄土寺住職結城文雄が、大正15年5月1日、当時の大分市長高田保氏の要請により、西大分地区公立幼稚園の代行として、地元市会議員、並びに地区民の方々の援助を得て就学前の最もこの重要な時期に、幼稚園教育によって幼児の心身の健全な発達を助長してゆきたいという熱意のもとに創立されました。昭和20年、戦災で焼失した園舎再建を機会に、学校法人として発足し、法律で定められた学校法人がその運営に当り、更にその公共性を高めるに至りました。
昭和49年、西大分地区の区画整理事業に伴い、寺院境内に移転、鉄筋コンクリート2階建ての園舎新築、以来園具・教具等を整備してまいり、教職員一丸となって教育内容の向上を目指して日夜精進しています。

ご希望により朝7時30分~18時までの預かり保育を実施しています。

週に3回、完全給食を実施しています。週に2回はお弁当の日となります。

★PTA活動・役員
明照幼稚園に通園する子どもの保護者全員がPTA会員となり、園の行事・活動等に参加していただきます。また、会員の中より役員を選出し、運営・企画等に参加していただきます。
★明親会
父親サポーターの会 《主な活動:運動会手伝い・歌声発表会コーラス・もちつき手伝い》
★ミニバレーボール 浄母’s(ジョーカーズ)
保護者を対象とし、1ヶ月2回程度の練習をしております。《主な活動:大分私立幼稚園PTAミニバレーボール大会・市民大会への参加》


文部科学省指示の幼稚園教育要領に基づき、併せて仏教教育により宗教的情操教育をまじえて、慈愛豊かな家庭的雰囲気の中に・・・
① 新しい友達に出会い、仲良く遊ぶことが出来る。
② 健康で明るくたくましく育つ。
③ 子どもどうしの世界から、自立心が生まれてくる。
④ 小さな社会でルールの大切さを学ぶことができる。
⑤ 創造する楽しさを知りはじめる。
⑥ 自然にふれて「いのち」の大切さを見つけることが出来る。

子どもが成長していく中で、幼児期という一番大切な時期にそれぞれの年齢にふさわしい活動を通して、よく感じる心(感情)・よく動く体(感覚)・よく考える思考力(認識)を持ち、心豊かに育つことができます。
仏教保育では、毎日のおまいりの中で、慈愛に満ちた幅広い人間性を養い、迷いのない仏の智恵の力を受けて、自然に身についていきます。
仏教保育のめざすものは、一人一人のいのちを生かし、物事の正しさをしっかりと見つめ、すべての人々と共に生きる心を育むことが、目的とされています。

就学前において主に幼稚園・保育園に分けられ、幼稚園においては文部科学省の管轄であり、幼児の教育の場として当園では学校法人の経営を行っています。保育園においては厚生労働省の管轄であり、幼児を預かる場として経営が行われています。
幼児期の教育は大きく家庭と幼稚園で行われ、両者は連携し連動して一人ひとりの育ちを促すことが大切です。幼稚園と家庭とでは環境や人間関係のあり方に応じてそれぞれの果たすべき役割は異なります。
家庭は愛情・しつけを通して幼児の成長を最も基礎となる心の基盤を形成する場であります。幼稚園はこれらを基盤にしながら、家庭では体験できない社会・文化・自然などに触れ、教師に支えられながら幼児期なりの世界の豊かさに出会う場であります。さらに様々な人々との交流の機会を通して、豊かな体験により心身共に育まれていきます。

性格の基礎が幼児期に決定づけられるという事から、幼児教育が非常に重要視されています。幼稚園教育は学校教育法の一環としてとりあげられ、人間教育の基礎をなすものとして小中学校教育に関連して行われるものであります。幼稚園は機械的にものを考えようと努める所ではありません。あそびの中で学ばせる所です。基礎的習慣は勿論、一歩進んで自分で考え、意欲的な心を育て友達と仲良く遊ぶ、自分のことは自分でする等の良い習慣をつけ健康・人間関係・環境・ことば・表現の5領域を内容として人的、物的環境の中で集団生活を営み、身体的発達、知的発達、情緒的発達と社会的発達をはかり、あそびを中心とした、楽しい園生活をさせるところです。